あん娘さんあいす

元町でアイスクリーム専門店“島のアイスクリーム屋『 トリトン』”を営む浅沼さんは今回、あんこさんをテーマにしたアイスを開発しました。

浅沼さんのアイスは使用する素材からこだわっていて、伊豆大島の特産である大島牛乳を使用しているのはもちろん、できる限り大島産の食材を使うように心がけているそうです。

トリトンさんのアイスクリームの特徴はなんといってもその種類の多さ。常時30種類程度のメニューを揃えていて、使っている素材もパッションフルーツから島のりまで実にさまざま。その理由はお客さんに選ぶ楽しさを提供したいのと、種類が多ければ組み合わせもより楽しめて、何より子どもが喜んでくれるから、なのだとか。

今回の「あん娘さんあいす」も子どもたちに気に入ってもらえる味を目指したそうです。

そうは言っても、あんこさんをテーマにしたアイスを作ろうといざ考えたところであんこさんからパッと思い浮かぶ素材など無く悩む日々が続きます。
しばらくモヤモヤする日々が続いたのち、複数の素材を組み合わせてあんこさんならではの味を表現するのはどうかと考えるようになったそうです。

あんこさんの独特なスタイルは元々労働着として生まれたスタイルで、手ぬぐいも前垂れも筒袖も全て効率的に仕事ができるように考え選ばれたもの。そして、その独特なスタイルを観光に活用する流れへと進んでいった経緯があります。

そんなあんこさんのたどってきた歴史からヒントを得まして、あんこさんのように組み合わせで個性を出したり、二面性のようなものを表現できないか。複数の素材を組み合わせることがあんこさんを表現するポイントになるのではないかと考えるようになりました。

使用する素材について考えたところ、一つ目の素材はきっと誰もが思いつく素材であろう“あんこ”でした。これはすぐに思いつきました。笑
この「あんこ」に合わせる素材をひたすら探し求めました。色々な素材を使って試作品を作り続ける日々がしばらく続きました。

そして、ようやく辿り着いた素材が“いちご”でした。

「“あんこ”と“いちご”を合わせてみると、まるで和菓子のような和風な味に仕上がるのと、苺大福のような芳醇な味わいに仕上がりました。口に入れた瞬間「これ、あんこさんっぽいな」って思えたんです。これでいこう!ってすぐに思いましたね。

このあんこアイス、あんこと苺の割合がとても重要で難しいところなのだそうです。
あらかじめ分量を決めてレシピを作ることも可能ですが、いちご自体にも酸味の強いものや甘味の強いものなどさまざまなので、どうしてもレシピでは表現しきれない微調整が発生するそうです。自分の舌で味わって確かめないと納得する味が作れないのがこのあんこアイスの特徴なのだとか。

すでに販売を開始している「あん娘さんあいす」、評判も上々だそうで、あんこやいちごが苦手な人でもこの「あん娘さんあいす」だったら美味しく食べられる、と言ってくれるお客様もいらっしゃるそうです。

ぜひ、みなさん「トリトン」さんに訪れた際は「あん娘さんあいす」味わってみてください。

Profile

島のアイスクリーム屋『トリトン』

〒100-0101 東京都大島町元町1丁目10−9
04992-7-5425
10:00~18:00
水曜(祝日の場合は翌日)