2022年4月30日・5月1日の2日間にわたって島の南部地区「波浮港」で開催された『山とうみのサミット』。
旧波浮小学校、島京梵天、Hav
Cafe、高林商店など波浮エリアの各所で様々な催し物や限定メニューの提供が行われました。今回はそんなイベントの様子をお伝えします。
初日は島巡りシンガーのORICAさんによるLIVE
イベント初日となる4月30日にはシンガーソングライターのORICAさんによるLIVEが行われました。爽やかな陽気の中、ORICAさんの美しく印象的な歌声が元気に響き渡りました。気持ちの良い屋外スペースで音楽を楽しみながら春の陽気を満喫する最高のひととき。芝生の広場と手づくりの会場がひだまりのような温かい場所をつくり出していました。
2日目はあいにくのお天気に…
イベントのメインとなる2日目は開始からどんよりとした曇り空…、パラパラと雨も降り始める中での開催となりました。そんな天気を跳ね返すかのように、出店者の個性あふれる商品やサービスが並び、会場は楽しそうな雰囲気に包まれました。
今回のイベント、長野県佐久穂町でお店をされている方々もこの日のために大島に来島して出店に参加しました!『山とうみのサミット』は、伊豆大島と長野県佐久穂町の2つの地域の交流を目的とした記念すべき第1回目のイベントなのです。この印象的なイベント名は長野組が“山”チーム、大島組が“うみ”チームとなって、毎年それぞれの地域でお互い集まってこのようなコミュニティ創出型イベントを開催していく予定なのだとか。
長野チームからは大島の『御神火レモン』と佐久穂町のはちみつを使ったレモネードを提供された「めいこはっこレモネード」さんや体験型ジュエリー工房「GURURITO」さんによるシルバーペンダントのワークショップ、そしてドーナツ店「mikkoドーナツ」さんからは今回のために特別に用意したドーナツ型スコーンが提供されました。他にも長野県佐久市より某有名クラフトビール製造会社のクラフトビール各種の試飲販売が行われるなど楽しいお店が並びました。
大島チームからも椿の実が弾けたあとの殻を使ってヘアゴムを作る「KARARA」さんによるワークショップや大島ならではのモチーフをアイシングクッキーにして販売する「SORA-OTO」さん、最近はポテトフライが人気のキッチンカー「ケイデンス」さんなどが並びました。
他にも地域の青年団による催し物や、自宅のガレージを会場にしたアパレル販売、「島京梵天」さん「Hav Cafe」さんといった周辺のお店も特別メニュー等を用意するなど、地域のさまざまな方が参加した素敵なイベントとなりました。
今回のイベントが生まれた背景について
そもそも今回のイベントはどのようなきっかけで生まれたのでしょうか?
最近、波浮港界隈に点在する空き家を活用して個性的なゲストハウスやお店をはじめる動きが起こっています。そんな動きを通じて新たなコミュニティやカルチャーが生まれ、さらに面白いエリアへと今まさに変化している真っ最中とも言える注目のエリア「波浮港」。
今回のイベントもそんな面白い動きをさらに発展させていこうという想いがきっかけで生まれました。
というわけで、『山とうみのサミット』が企画された裏側について、主に中心となって動いたお二人にお話を伺いました。お二人のお話からは地域を元気にするポイントやヒントなど様々な気づきが随所に見られましたので、ぜひご覧ください。
長野県佐久穂町に暮らすメンバーと大島町に暮らすメンバーが地域を超えて交流することを目的としたイベント『山とうみのサミット』が大島の波浮港で開催されました。刺激的な越境体験と余白から生まれる、新たな発想や地域づくりについて考えます。
\あわせてチェック!/
島の南部にある波浮港は島の中でもノスタルジックな風情ある漁港で、ゆっくり散策してみたくなるエリアです。是非、ゆっくり散策してあなただけのお気に入りスポットを見つけてみてください。
情緒ある波浮と島の大自然を満喫!
新型コロナウイルスによって私たちの生活様式は一変しました。今、旅行のあり方が問われる中で、“一棟貸”に着目し、大島の魅力を様々な角度から検討、withコロナ時代の新たな旅行プランとして生まれたこちらのツアー企画、是非チェックしてみてください。