みんな大好き!お芋掘り

10月22日(土)の午前と午後の2回にわたり農産物直売所を運営するぶらっとハウス主催によるサツマイモの収穫体験イベントが実施されました。

ぶらっとハウスでは季節ならではの旬の野菜を収穫するイベントを不定期で開催しています。『収穫のよろこびを 採れたてのおいしさを あなたに届けたい。』というぶらっとハウスの経営理念をまさに具体化させたようなイベント、今後もなるべく時間をつくって開催していきたいと考えているそうです。

というわけで、今回もぶらっとハウス代表理事であり、収穫体験の会場となった篠﨑農園のオーナーでもある篠﨑さん案内のもと、サツマイモの収穫体験イベントが行われました。

農園でお芋掘り!

集合はぶらっとハウス。そこから農園にみんなで向かってお芋掘りをしました。自然の中で土とふれあいながら体験する豊かなひととき♪
お芋が掘れたときの喜びは格別ですよ!!

収穫したお芋は2種類!

今回収穫したサツマイモは2種類、昔からあるお馴染みホクホク系の「紅あずま」と、しっとり食感と芳醇な甘みが特徴の「紅はるか」。当然ながらどちらも採れたては美味しく頂けます。が、さらに寝かせることでより甘みが強くなり最高に美味しくなります。


昔懐かしい焼き芋の品種といえば「紅あずま」

今の時期にサツマイモを掘ってしばらく冷えすぎない常温で置いておき、焼き芋が恋しくなる1月・2月頃に頂くと最高に美味しいのだとか。寒い日に食べる焼き芋、格別ですね!


ねっとりとした濃厚な甘みが特徴の「紅はるか」

大島のサツマイモについて

収穫前に篠﨑さんがサツマイモに関する様々な情報をお話してくれました。直接農家さんから現場での作業における苦労話や美味しいサツマイモを選ぶポイント等、目から鱗のお話を聞くことができるのも収穫イベントの醍醐味といえるでしょう。

大島でサツマイモがよく栽培される理由として、大島は火山島ゆえに水はけのよい土地の為、川や池がなくお米をつくることができないことから(厳密には昔は陸稲は栽培されていて年間消費量の2ヶ月分程度を各家庭で作っていたとか)、昔からお米の代わりにサツマイモがよく栽培されていました。また、昔はどの家庭でも牛が飼育されていて、サツマイモを収穫した際に出るつるや葉、そして出来の悪いイモを牛の餌に、糞は肥料にすることで、暮らしの中に自然と無駄の無い循環が生まれていました。サツマイモはよく保存がきくことから、10月末から11月頃に収穫して、畑に掘った穴に入れて、笹の葉で覆い土をかけて保存していたそうです。翌年の6月頃まで保存ができた為、島の重要な食糧の地位を占めていたのだとか。

さぁ収穫開始!

そして、収穫スタートです!事前に篠﨑さんから収穫する際のポイントについて実際にサツマイモを掘り起こして見せながら説明をしてくれました。掘りたてのサツマイモは色鮮やかで、いかにも美味しそう!

芋づるの周りの畝を手で崩すようにして芋を探りながら収穫していきます。ガリガリ強くやってしまうと芋に傷がついてしまうので力加減に気をつけながら土を崩していくのがコツ。上手に芋の周りの土を崩しながら、良きタイミングで芋づるを引き上げると一気に芋が収穫できて気分爽快(笑)。まさに芋づる式!!

早速、参加者の皆さんも収穫を開始しました。土が柔らかくて畝の山を崩していく作業が楽しい。普段なかなか触れる機会のない土をいじっていると、日々の悩みなんかも土が吸収してくれるような、そんな優しい手触りに皆さん癒されたのではないでしょうか。

というわけで、今後もぶらっとハウスでは地域の皆さまや観光客の皆さまにお楽しみ頂けるようなイベントを企画していきます。イベント情報等はぶらっとハウスのSNSやWEBサイトにてご案内していきますので、是非チェックをお願いします!

ぶらっとハウス

住所:〒100-0102 東京都大島町岡田字新開87-1

TEL:04992-2-9233

URL:burattohouse.com

営業時間
OPEN:
9:00am – 16:00pm
※夏季カフェスペースのみ延長の場合あり

定休日:無休

\あわせてチェック!/

ゆっくり楽しむ『ぶらっとカフェ』

開放感抜群のくつろぎスポット「ぶらっとハウス」

島の農家さんがつくる新鮮な採れたて野菜や花卉(かき)類をはじめ、大島牛乳や大島バターなどの乳製品や手作りのお惣菜など、安心・安全な美味しい島の農畜産物を提供している「ぶらっとハウス」にはカフェスペースが併設されています。

詳しく見る