Be Creative!は伊豆大島を題材にした作品やプロジェクトをご紹介していくコーナーです。
第1回目となる今回は編集部に届いた伊豆大島を舞台にした一本の動画をご紹介します。
昨年の9月に撮影機材を購入して動画制作を始められたとのことですが、わずか1年でこのクオリティとは驚きです。
どんな方が制作されたのだろう?と単純に制作者への興味がわき、コンタクトを取ったところ、とても快く対応してくれました。
今回は、そんな素敵な動画とともに、動画制作者へのインタビューをお届けします。
This Iz Oshima
編集部
こんにちは。まずは簡単に自己紹介をお願いします。
岡田一芳さん
こんにちは。東京で会社員をしている岡田一芳と申します。趣味で動画・写真撮影をしております!
昨年9月にミラーレスを購入して、そこから旅を動画にすることにはまりまして、妻や友人といろんなところを旅しています。
そして、カメラやドローン、旅行にお金をかけすぎて、妻に日々怒られています(笑)
編集部
昨年9月というと、動画制作を始められてまだ1年なんですね!それでこのクオリティはすごいですね!
とても素晴らしい作品なのですが、今回の作品を制作された経緯を教えてください。
岡田一芳さん
ありがとうございます!
海外を主に撮影していましたが、日本人から見た日本の風景を発信したいと思い、撮影地を探していたところ、伊豆大島の風景や距離感が最もマッチしたので、伊豆大島に決めました。
編集部
映像を見ていると独特な表現や世界観があると思うのですが、今回の作品を制作されるにあたって何かテーマのようなものは設定されたのでしょうか?
岡田一芳さん
はい。ずばり、テーマは「大人になった僕たちの夏休み」です。
「ぼくのなつやすみ」というゲームはご存知でしょうか?
少年が離島に一人で赴き、自然や地元の人と触れ合うことで成長する、というゲームです。
動画のテーマ探しに、Youtubeで動画を漁っていたところ、「ぼくのなつやすみ」のプレイ動画を偶然見つけまして。
大人になった僕たちは子供に戻ることはできませんが、子供の心を持って、遊ぶことはできる。
そんな想いを、動画に落とし込むべく、構成やロケーション選定を行いました。
編集部
「夏休み」いい響きですね(笑)。
表現手法が豊富で見ていてとても引き込まれる映像だと思うのですが、今後映像制作のお仕事をされるなど予定はありますか?
岡田一芳さん
ありがとうございます。まだまだ、修行中ですが、有難いことに、周囲の友人から結婚式の動画制作を依頼されたりなどはありますが、本格的な動画制作はこれから、と考えてます。
他にも旅動画を制作しているので、お時間ある方はぜひご覧いただきたいです!
kazgreene.myportfolio.com
編集部
いいですね!他の作品も是非見てみたいです。
映像から旅慣れた印象を持ったのですが、旅はよくされますか?また、旅先はどのように決めていますか?
岡田一芳さん
海外旅行が大好きで今年だけで4カ国行ってます!
いろんな表情(自然、街、人)がある土地は、撮影していて本当に楽しいです。でも、僕が好きなのは「雄大な自然」です。雄大な自然ほど、写真や映像におさめることが難しいですし、どう映像として落とし込むかを工夫するのが醍醐味になっています。
編集部
旅、いいですよね!私も大好きですが、今年だけで4か国とはすごい!
今回旅先を伊豆大島にした理由を教えてください。
岡田一芳さん
人気(ひとけ)が少ないことと、雄大な自然があるけれども、東京から近い(移動に時間とお金がかからない)という条件で探していました。また、「子供っぽい大人の遊び」で、まず最初に頭に浮かんだのが原付バイクで縦断するということだったので、これらの条件で探していたところ、伊豆大島がピッタリでした。
かなり、リサーチして行ったつもりでしたが、実際に行ってみたときの空気は全くイメージ以上でした。また、Youtubeに挙がっている観光動画が自分のフィーリングとかなり近かったことも決め手の一つです。
編集部
なるほど!伊豆大島には何度かいらしているのですか?
岡田一芳さん
幼稚園生の時に、来ていると親から聞いていたのですが、全く記憶がありませんでしたが、20数年ぶりに行ったら何か思い出せるかなと思い、期待したのですが何も思い出すことはありませんでした(笑)
編集部
(笑) 伊豆大島についてどのようなイメージをお持ちですか?
岡田一芳さん
本当の意味での秘境な感じがしました。
もちろん、非常に有名な島で知らない人の方が少ないですが、近すぎて機会がないから行かないような気がしています。
人は親切だし、街並みもレトロでエモーショナルだし、火山による豊かな自然があり、かなり盛り沢山な島だと言えます。
編集部
では、伊豆大島について、好きなところ、気に入っているところはありますか?
岡田一芳さん
好きなところは、「生きている」と実感できることです。原付で風を切って友人と走っているとき、すごく生きている感じがしました。
言葉では説明しづらいのですが、、、、
サンダルで裏砂漠に行ったとき、あまりに足が痛すぎて泣きそうになったことや、ドローンが風で飛ばされて戻ってこなくなりそうになったこと、三原山頂で朝焼けを見にいったけれど、霧で何も見えず帰ってきたら、振り返るとめちゃくちゃ晴れていたこと、苦い思いをしたほうが、思い返したときにいい思い出になるのだと思いますので、そういう苦い想いをさせてくれた伊豆大島が好きなような気がします。
編集部
なんとなくわかるような気がします。苦楽を同時に経験することでより心に深く刻まれる感じ、ですかね!?
では逆に、伊豆大島について、苦手だったり、残念なところはありますか?
岡田一芳さん
とにかく、虫が無尽蔵にいたことです。
蝉の音を聴きに行ったので、仕方のないことですが、自然が豊かな分、虫が多いのは当然のことですよね(笑)
編集部
はい、虫は多いです。(笑)最後に一言お願いします!
岡田一芳さん
伊豆大島は、近すぎて見落としがちな秘境だと思っています。
ここまで東京に近くて、またいろんな表情が見れる島は伊豆大島しかないと思いました。ぜひこの動画を見て少しでも気になった方は、ぜひ行ってみてください!想像以上の景色が見れると思います。
編集部
ありがとうございました!
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