「タケさ～ん」
私がそう呼ぶのはココ『Island Star House』のオーナー、神奈川県出身の竹内 英（たけうち すぐる）さん。
「この人、何者？怪しい」と思ったそこのあなたの為に、彼をご紹介します。

プロフィール

－タケさんは神奈川県出身とのことですが、どういったきっかけで大島と出会ったのですか？

私は以前から伊豆半島や伊豆諸島に興味があって、よく訪れていたのですが、大島もその中の一つとしてちょくちょく遊びに来てました(^^)

－大島に限らず他の島も訪れていたのですね！？具体的にどんなところに興味を持ったのですか？

伊豆諸島は首都圏から近いところにありながら、豊かな自然や文化等、まるで環境が異なるところに魅力を感じています。今の時代に薄れてる大事なモノゴトや都心の人たちの疲れを癒してくれる場所など沢山の可能性を秘めていると思います。日本の縮図の様でこれからの未来の日本に必要なものがあるみたいな（笑）

－では、大島の好きなところを教えてください

それは、もうこの豊かな自然でしょう！海に山にと独特で雄大な景観が広がっていて毎日暮らしていても飽きません！

－大島に移住するきっかけを教えてください

島暮らしに憧れていたので、暇を見つけてはなんとなく物件を探していました。
するとある日、ちょうど良い物件を大島に見つけたんです。それからはほぼ勢いで（笑）。それが平成２５年のこと。すぐに決めちゃいました。それからは仲間３人と一緒に約３年かけてリフォームしました。仕事の合間をぬって毎週末通いました。

－３年！？ですか、それは大変でしたね

はい、かなり傷んでいましたから。でも、改修をやりだしたら徐々に出来上がっていく感じが楽しかったので全然大変だとは思わなかったです（笑）。もちろん、仲間にも随分と助けられました。そして、何より島の父母と思っている居酒屋のマスターをはじめ常連さん達にも本当助けて貰いました。時間がかかったからこそ島の方々とも知り合いになり、移住も比較的スムーズに進みました。

－そして、宿『Island Star House』を始められたのですね！？

そうなんです。2015年4月に宿としてオープンしました。自分が惚れ込んだ島なので、もっと多くの人にこの島の魅力を知ってほしいなと思って、宿を始めました。
ちなみに、この宿にはテレビは置いていません。２部屋だけの小さい宿です。周囲は森に囲まれていて、夜は満天の星空を眺めることができます。余計なものは置かず、島の時間や空気を思う存分味わってほしいです。

－この個性的な外観に一目惚れしました。木のあたたかい雰囲気やレトロな家具たちも可愛いです！

そうでしょ！？（笑）
かなり奇抜な外観なので、地元の方々に怪しまれたらどうしよう…って思いながらも、思いっきりました（笑）

－それと、お庭にいるニャンコ！！

そうなんです。宿を始めた頃から庭に猫たちが住み着いているのですが、今では宿泊される方々のアイドルです。

－ほんと可愛いですねー！私、猫アレルギーだったんですけど、可愛すぎて、アレルギー治りましたね。笑 では、最後にタケさんの大島のオススメを教えてください

そうですね。たくさんありますが、宿の近くの碁石浜（ごいしはま）はオススメ、というか自分が好きな場所です。石がゴロゴロしているので、歩くだけで体幹が鍛えられます（笑）。 そして、人がいないので、なんだか辺境の地のような感じがしてきて好きなんです。自分を見つめ返せる場所というか。まだやったことないけど、ここで美味しいコーヒーとか飲みながらたそがれたいです（笑）。

場所を教えてあげたいのですが、なかなか分かりづらい場所なので、当宿に宿泊されたお客様にこっそり教えます（笑）。

－ありがとうございました。大島にいらした際には、ココ『Island Star House』へぜひご宿泊を。

今回の場所について