パッションフルーツ

さわやかな甘い香りが南国気分を盛り上げる

パッションフルーツの原産地は南米で、日本には明治時代の頃に導入されました。

主に鹿児島や沖縄を中心に栽培されていますが、平成22年より伊豆大島においても新たな特産品にとパッションフルーツの栽培を開始しました。
さわやかな甘い香りは、まさに南国フルーツそのもの。その濃厚な果肉は冷やしてそのまま食べるのはもちろん、アイスクリームやヨーグルトにかけたり、焼酎に入れて香りと酸味を楽しんだり、ドレッシングやフルーツソースに利用したりと、いろいろとお楽しみいただけるフルーツです。

実が濃い紫色に色づいてきたら食べごろ

実が紫色に色づいてきたらそろそろ食べごろを迎えるサイン。

良い頃合いになると自然と実が落ちてくるので、ネットを張るなどして、落下時の衝撃を少なくするように工夫されている農家さんもいらっしゃいます。

色づいていても香りが弱い場合は常温でしばらく置いておきます。さらに酸味を抑えて甘みを強くしたい場合は、果皮にシワが少し出るぐらいまで置きます。

夏の日差しを受けて甘みを凝縮!

パッションフルーツは実に多くの光が当たることで色づきます。初夏の強い日差しをたくさん浴びて、美味しさを蓄えていくのです。

半分にカットしていただきます

さっそくパッションフルーツを頂いてみましょう!

冷蔵庫でよく冷やした食べごろを迎えた実を半分にカットします。たちまち、さわやかな甘~い南国の香りが気分を盛り上げてくれます。

カットしたら中身の種を覆っているゼリー状の果肉と果汁をスプーンですくっていただきます。口に入れた瞬間から程よい酸味と濃厚な甘みが広がり、種のプチプチした食感も楽しい!
種は噛まずにゼリー状の果肉ののどごしを楽しむ方もいらっしゃるので、お好みの食べ方でどうぞ。

この果肉と果汁をヨーグルトやアイスクリームにかけたり、焼酎などのお酒に入れたり、いろいろと楽しめるのもうれしいですね。

パッションフルーツの特徴を活かしたスイーツ

パッションフルーツのさわやかな酸味と甘みはフルーツソースに最適です。
今後はパッションフルーツを利用した加工品の登場にも期待したいところです。

ぶらっとハウスや島のアイスクリーム屋トリトンでは伊豆大島産のパッションフルーツを使用したアイスクリームが食べられます。パッションフルーツ本来の風味を十分に活かした人気のアイスクリームで、種のプチプチ食感と程よい自然の甘さが特徴の美味しい一品に仕上がっています。是非、味わってみて下さい

伊豆大島のパッションフルーツをご家庭で

伊豆大島産パッションフルーツはその年の気候にもよりますが、だいたい7月下旬からはじまり9月中旬ごろまで販売されます。島内ではぶらっとハウスや船客待合所内の売店、各スーパー、各農家の軒先等で販売してます。是非、おみやげにご利用ください。
安心の国産トロピカルフルーツ、伊豆大島のパッションフルーツをどうぞよろしくお願いします。