みなさん、こんにちは!
さて、今回は伊豆大島の南端、波浮港周辺にやって来ました。こちらは湖のように穏やかな海を取り囲むように集落が立ち並び、のんびりした中にも趣ある風景が広がっているとても素敵な場所で、観光客の皆さんにも人気のスポットです。
波浮港はもともと火口湖だった「波浮の池」を1800年に秋廣平六翁という方が開削して開いた港で、かつては風待ちの港として全国から多くの漁船が集まり、大いに栄えたそうです。
2017年5月27日には秋廣平六没後200年を記念する事業が波浮地域で盛大に行われました。私もミス大島としてお手伝いしてきました。
というわけで、今回は波浮港でお寿司屋さんを営む西川さんをご紹介します。
プロフィール
【名前】西川 竜也(にしかわ たつや)
【出身】大島町波浮港
【お仕事】板前(港鮨オーナー)
【性格】仕事のとき以外はあまり後先考えずに行動する。
(桟橋で中学生と相撲を取り、洋服のまま海に落とされるなど)
【趣味・マイブーム】波乗り(最近はあまり行けていない...)
【大島の好きな場所】砂の浜(さのはま)
【好きな言葉】不言実行
-港鮨さんはお店を始められてどのくらいですか?
7年になります(2017年現在)。
元々は父親が“西川寿司”という店名でやっていたものを継ぎました。店を移転・改装したのを機に店名を“港鮨”に変えました。
-港鮨さんのおすすめを教えて下さい
うちのおすすめは“地魚のにぎり”と“伊勢海老天丼”です。
地魚のにぎりは名前のとおり、大島で獲れた旬の魚を使ったにぎりです。金目鯛や黒ムツ、トビウオといった伊豆諸島近海で揚がる魚や、ナワキリという大島ならではの珍しい魚、そして、トコブシ等の貝類まで、旬のご当地食材を使用したおすすめメニューです。
一方、伊勢海老天丼は伊勢海老を丸ごと1匹使ったもので、頭は海老汁にして提供しています。まさに伊勢海老づくしの贅沢な一品です。こちらは数に限りがあるので、予約制にて承っています。
-すごーい!!ボリューム満天でとっても豪華ですね!!
-こだわりだとか、大事にしていることはありますか?
いろいろありますが、一番はやはり大島の食材を多く使用することですね。
-私、大島に住んでいるけど、なかなか地魚を食べることってないんですよね。次に港鮨さんにお邪魔したときは“地魚のにぎり”を食べよ!“伊勢海老天丼”とってもおいしかったです。ご馳走様でした!
-ご主人は休日はどんな過ごし方をしているのですか?
実は休みの日も半日仕込みしてます(笑)。空いた時間で波乗り又はジョギングなどをして汗を流します。
-波浮エリア(お店周辺)の魅力を教えてください。おすすめのお店も!
この辺りは家が密集しているので人々の付き合いが濃いんですよね。そこが魅力です。お店のおすすめはやはり“鵜飼さん”ですね。定番のコロッケとかおいしいですよね。
-そう!鵜飼さんはコロッケがおなじみですね!私も好きなんですよね~。では、観光客の方におすすめなことって何かありますか?
自然が多く都会にも近いので気軽に来て溜まったストレスを発散してもらえればと思っています。
スマホなどを持たずに散歩するだけでもいいと思いますよ。
-では、最後に西川さんが思う“大島の一番の魅力”を教えてください
やはり人です。小さな島ですが集落ごとで少しずつ文化、風習、歴史など違いがあって、人々の気質も違うところかな。いろいろな人と話をするとわかってくる発見が楽しいです。
-ありがとうございました!
西川さんは写真が苦手ということで、控えめなショットでしたが、とても温厚で素敵な方でした。
波浮を訪れた際にはココ『港鮨』さんへおいしいお魚を食べに来てください。