伊豆大島の神社(PowerSpot No.2)

みなさん、こんにちは☆

毎日暑い日が続いていますが、熱中症などにはなっていませんか?島も真夏のような暑さが続いています^^;

そんな時、私はのんびり木陰で過ごしながらこっそりパワーを充電しているんです♪

と、いうわけで今回は「伊豆大島の神社」をご紹介しちゃいます!ただし、夏のシーズンは虫も多いので長袖や歩きやすい格好で行くことをオススメします☆

まず始めはこちら

「波治加麻神社」

泉津にある波治加麻神社(ハジカマ)
祭神は波治命。

実はここ、私が一番お気に入りのパワースポットなんです☆
参道には杉が生い茂り、苔の絨毯の上を歩けば別世界に来たかの様。静寂で神秘的な雰囲気が魅力の神社です。

この神社にはとある伝説が...

昔、泉津にいた悪代官を成敗し、この神社の境内の中の一番大きな杉の木を切り倒して作った丸木舟で島から逃げ出した25人の青年達が、利島・新島・神津島に辿り着いたが、どの島も祟りを恐れてかくまってくれず、一行はそのまま行方不明となった....

その霊が毎年1月24日の晩に還ってくると言われていて、今でもこの日は日暮れから家の中に引きこもり一歩も外に出ないのです。

夜、海を見ると不幸になるとか。

と、最初から夏にはピッタリの怖い話になりましたが、とにかく他では味わうことのできない雰囲気に癒されること間違いなしです!

さて、続いていきましょう☆
続いては

「龍王神社」

岡田港から徒歩2分という場所にあるこちらの神社。
祭神は不詳。一説には安徳天皇ともいわれています。

境内からは岡田港と漁港を見下ろすことが出来て、急な階段を登りきるとこじんまりとした社殿が建っています。

祭典は正月22日に「天古舞」が奉納されて大漁が祈願がされるんです^^
龍王神社は、後ほどご紹介する八幡神社の祭神が源氏であることから平家の神々が怒って災害をもたらすので、ここに建てられたと言われています。

またこの神社は創設以来、災害を一度も受けたことがないと言い伝えられているんですよ♪

お次は

「八幡神社」

先ほど龍王神社でも、ちらりとご紹介しましたが、こちらも岡田港から徒歩5分の場所にあります!
祭神は源為朝。

御神体は保元の乱に敗れた為朝が大島に島流しに遭った時、持ってきた”九重の巻物”であると言われ、氏子は”開かずのお箱”と称し開けると目が潰れると言い伝えられていたのだそうです。
祭礼は正月6日、為朝の故事に由来する「弓引きの神事」から始まり15日には「本祭り」にて「手古舞」と若衆の「手踊り」が奉納されます☆

こちらの正月祭は東京都無形文化財にも指定されているので、機会があれば是非足をお運びください!!
続いては

「吉谷神社」

元町にある吉谷神社。港から徒歩10分。
祭神は大山祇命・三原大明神。

人々は古くから恐れてきた三原山の噴火を神業として受け止め、この吉谷の地に神殿を建立したのが吉谷神社の始まりだそうです!
正月祭で奉納される「神子舞」は、七ツ祝を終えた10歳位の男児が女装をし、右手に鈴、左手に白幣を持って舞うもので、昭和33年、先ほどの岡田八幡神社と同じく東京都無形民族文化財として指定されました^^

大島にはたくさん無形文化財があるんですね♪
次にご紹介するのは

「大宮神社」

野増にある大宮神社。
祭神は阿治古命・天照皇大神。

様式は神明造りを基本としており、江戸時代の社殿修造に関わる木槌12個が保存されているんです^^
また古文書写により伊豆の河津と伊勢国から宮大工が造営に関わったことも分かっています。

元々は、三原山の度重なる噴火降灰により室町時代にこの地に祀ったとされています。
また大宮神社の周囲にあるシイの群生は東京都指定天然記念物ともなっていますよ☆

境内まではすごく長い階段を登るのですが、社殿の周りには小さな祠が沢山あり、まるで映画の世界に迷い込んだような気がします!
スタンプなどもあるのでお参りの記念に是非押してみてはいかがでしょうか(´▽`*)
続いてご紹介するのは

「波布比咩命神社」

波浮港からの坂を登ったところすぐにある神社。
祭神は波布比咩命。

昔は11月に祭礼が行なわれていたのですが、現在は波浮大明神の祭礼も7月に三日間行なわれるようになりました!
また以前は参拝客が浜辺の海水で口をすすぎ、手を清め、社前に小石数個を積んでいましたが今ではその風習は廃れてしまいました。
御神体が刀だったという昔話もあるとか。

刀というのは面白いですね(・・。)ゞ
そして最後は

「三原神社」

三原山登山口から徒歩45分。
祭神は阿治古命。

古くから島民は噴火口全域を御神火として信仰し崇めてきました。
1789年 (天明9年)にはすでに三原神社が鎮座していたそうで毎年6月1日に三原神社の祭礼が行われ島民は神主と共に祭礼の一週間前よりお籠りをして身を清め参拝していたのだそうです!

全島避難となった1986年の噴火の際には溶岩流がなぜか、神殿を避け直前で両側へとながれを変えています。今でもそのままの状態で残っているので、間近で見ることが出来ますよ☆
なんとも不思議な現象ですが、古くから信仰を集めてきた御神火様のなせる業だと思います^^

今回は主要な神社を7つご紹介しましたが、伊豆大島島内には大小合わせて120を超えるお社や祠があると言われており、それがどこにあるのか、言い伝えのみでまだ見つかっていない場所もあります!
この夏は、神秘的な伊豆大島の神社の空気に触れてパワーをチャージしてみるというのはいかがでしょうか?

次回もお楽しみに!♡〜(๑′艸‵๑)〜♡