伊豆大島のお花(Nature No.3)

みなさん、こんにちは♡

いよいよ新年度が始まりましたね!
入学された方、就職されたみなさん、おめでとうございます♪

4月は新たなスタート。
気持ちも心機一転、素敵なことが待ち受けていそうでなんだかワクワクします^^
緑もお花も多くなってきて見ているだけで気持ちが華やかになります。

というわけで今回のテーマはお花!!
大島ではシーズンごとにたくさんのお花が咲き誇ります。
椿はもちろんですが、他にもさまざまな種類を楽しめると知っていましたか?
今は大島も桜の季節です!

実は大島にはオオシマザクラという種類があり、なんとあの有名なソメイヨシノの原種にもなっているのです☆また、早咲きの桜である河津桜もオオシマザクラが原種とされています!

たくさんの桜の原種になっているオオシマザクラ。
オオシマザクラの特徴としてはソメイヨシノなどに比べ早咲きであること、そしてなんといっても白い!ピンクの桜は華やかでかわいらしいですが、白い桜は清純で可憐な魅力があります♪
私も一足早く3月にオオシマザクラのお花を見ながら、芝生でゴロゴロしてきました^^

大島にはあじさいレインボーライン沿いに樹齢推定800年と言われている桜株(サクラッカブ)があります。このサクラッカブ、1935年に国天然記念物指定、1952年に国特別天然記念物に指定されたのです♡

国指定の特別天然記念物は、植物では全国に30ケ所ありますが、東京都にはなんと1ヶ所しかありません!
もとは一本の大木でしたが、上だけが枯れてしまいました。しかし、倒れた枝は実は生きており、新しい幹として蘇りました。生命力を感じることのできる桜株。
すごく貴重なものなんです(^^)/

そしてそのほかにも伊豆大島にはブバルディア、ツツジ、アジサイなどもあります♪
ブバルディアというお花。聞きなれない方も多いかと思います。元はメキシコ~中南米地域原産で、数種の植物を交配して作りだされた人工の植物なんだそうです。属名のブバルディアは、ルイ13世の侍医でフランス王室庭園長でもあったシャルル・ブバールの名前から取っているんです♪カンチョウジとも呼ばれています。

このブバルディア。なんと伊豆大島が国内シェア90%とも言われるほど島内では栽培が盛んなんです(^^)たくさんの小さな花が集まって咲いている姿はとてもかわいらしいですね!
1月に行われたアジアロード自転車選手権では表彰式での花束としても出ていました☆

5月には2週に渡って「おおしまつつじまつり」が開催されます!

三原山の大島温泉ホテル裏手にあるツツジ園。食べ物などの模擬店が所狭しと並ぶ中、メインステージでは大島の郷土芸能や舞踊、太鼓などの披露もあり、艶やかなツツジの中で大島を余す所なく堪能する事が出来ます☆毎年多くの島内外のお客様で賑わいを見せるつつじまつり、ぜひ足を運んで見てはいかがでしょうか?♪

また、オオシマツツジという種類がありこちらは準固有種となっているんです!つつじまつりに来られない方も、5月になると島のいたるところでその可愛らしい姿を見ることが出来ますので遊びにいらしてくださいね☆

そして最後はアジサイ。

大島には先ほども書いたようにあじさいレインボーラインと呼ばれるものがあります!
最近では毎年「大島にアジサイを見に来ました!」というお客様もいらしています。昨年も大島の三万株のアジサイを見ることが出来る日帰りツアーなども敢行されていました☆大島では普段見慣れている本アジサイと日本の固有種であるガクアジサイの両方を楽しめますよ♡

シーズンにより様々なお花を楽しめる伊豆大島にぜひ遊びにきてくださいね!
次回もお楽しみに☆